新米コスメ技術者のドタバタ奮闘記

一人前のコスメ技術者を目指すいろはね研究員のリアルな日常をお届け

初めての実験!

皆さんこんにちは!いろはねです!

この間はお仕事で白衣に身を包み、市販されているクレンジングの品質試験に参加しました!

今回はそれについてお話していきます!

使用したクレンジングのタイプは、ジェルクレンジング、ホットクレンジングジェル2種類、オイルクレンジング。(詳細は下に記載)

品質試験条件↓

・人工皮膚使用

・市販の落ちにくい口紅とファンデーションを写真1のように並べ、落ち方をそれぞれ検証

・指で30回クルクルなじませてどうなるか?

・使用したクレンジングの種類

①ジェルクレンジング(ノンオイル)

②ホットクレンジングジェル(ノンオイル)

③オイルクレンジング

④ホットクレンジングジェル

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写真1

自分の手で試してみました…!

気になる結果は…?

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写真2 乳化後

①ジェルクレンジング・・・ある程度なじみましたが、そこまで落ちませんでした。

②ホットクレンジングジェル(ノンオイル)・・・あれ~?ほぼなじまず…。というか落ちているのか?という状態でした(汗

③オイルクレンジング・・・これは一目瞭然!気持ちよくササーッと落ちました〜!

時間をかけず、ハードなメイクをもしっかり落としたいユーザーの方々から長く支持されるのもわかります!(その分お肌への負担もしっかりついて来るんですけどね…)

④ホットクレンジングジェル・・・こちらはオイルクレンジングと同等のクレンジング力を発揮しました!②のホットクレンジングがあまり結果が良くなかったのでドキドキしました…。

オイルとホットはそこまで大差なかったのですが、落ちる力は順番に、オイル>ホット>ジェル(ノンオイル)>ホット(ノンオイル)という感じでした。

こうやって見るとやはりメイク料が油系であるために、オイルクレンジングの落ちがダントツであったのかなと考えました。

油は油で落とす!なんてのをよく耳にするように…。

さらに乳化後の状態を改めて見て、それぞれ落ち方がまったく違うなと感じました。

写真2を見ると、オイルはメイク汚れを浮かせて落としていたのに対し、同等のクレンジング力を発揮したホットはメイク汚れを溶かして落としているような感じでした。

今までの私はただ落ちてる!すごい!だけで終わらせていたのですが…それではだめですね!今後は、どんな風に落ちるのか?この違いにはなにか裏があるのではないか?技術者として鋭い観察眼を常に持つことが大切であると学ぶことができました!

最後に、洗浄後の状態もしっかり観察しました!↓

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写真3 洗浄後

普段ファンデーションは肌と色味も似ているのでしっかり落ちているかはっきりとはわかりにくいですよね。

今回は落ちにくいファンデーションを使用したので、少々手ごわかったのですが、写真3を見るとこんなに肌にメイクや汚れが残っている可能性があるって考えただけで、怖いですね…。

洗浄後までしっかりと比較し見極めることの重要さも体感できました。

それと同時に、このように一目で結果がわかる試験って面白いな!と感じました!

普通の研修では体験できないことだと思います。ありがたいです。

今回の試験を通して、お肌に優しくてメイク落ちの良い、まったく新しいクレンジングの開発が将来できたら良いなと夢を膨らませる、いろはね研究員なのでした。 

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