新米コスメ技術者のドタバタ奮闘記

一人前のコスメ技術者を目指すいろはね研究員のリアルな日常をお届け

あっという間の2019年!

 

皆さんこんにちは!いろはねです!

10月からこの業界に入り、もう2019年が終わりに近づいています…!

毎日が猛スピードで過ぎていき、あっという間にこんな時期になってしまいました。

早すぎます…!この3か月間で私はどれだけ成長できたのでしょうか…!?

 

美里先生のもとで毎日化粧品に限らず様々な知識を教えていただきました。

10月は基本的な知識を座学で。

11月と12月は基礎実験も交えて。

これら全てに共通していたことは、

・なぜそうなるのだろう?と常に興味を持って分析すること。

・イメージ力

でした!キリがないので厳選しました(笑)

一つ目は技術者として必要不可欠ですよね!

実験をしていてすべてが上手くいくわけありません。

失敗することもたくさんあります。

それに対し、どうして失敗したのか?と分析するんですね。そうすると次はこんな風にアプローチすれば解決するかもしれない!と策が見えてきます。

大学時代にも実験でそういうことを毎日繰り返していたはずなのですが…

離れると意識しなくなってしまうものですね…(汗)

この3か月間で改めてこの考え方を鍛えることができました!

あとはその解決策を自分一人で見つける力も身につけていきたいです。

今までは美里先生にほぼ答えをいただいて実験していたので…!

その為には経験あるのみですね!たくさん実験したい!

 

二つ目は、化粧品の処方設計時から必要になります!

処方開発の時は、全体を捉えてイメージしていくことが非常に大切だと美里先生に教えていただきました。

頭の中で丸を描いて、その中に入れていく原料をイメージしていきます。

クレンジングオイルであれば、オイルベースで後は界面活性剤とオイルの酸化防止剤、香料…という感じに。

そうすると、どの成分が処方設計の肝であるかが分かります。

クレンジングオイルの場合は、オイルと界面活性剤ですね。

その肝となる成分の基本性能を見ることが化粧品開発の最大のポイントになるんです!

化粧品はたくさんの原料や成分が混ざった混合物です。

これらの相性が良くなければ、理想の化粧品は完成しません。

クレンジングオイルをただ作るのではなく、

それに使用するオイルと界面活性剤の相性は良いのかな?

その相性が良ければ、今度はクレンジング力はしっかり発揮されるのかな?

このように一つずつ基礎実験を行っていくことで、シンプルかつ質の高い化粧品の処方設計ができるようになるんです!

そんな化粧品の開発が一人でできるようになりたいです。

 

この3か月間で私自身、化粧品の知識以外にも、まだまだ知らないことがこの世の中にはたくさんあるんだなと思いました。

知らないことがたくさんあると気づけたのは、それだけ多くのことをこの3か月間で教えてもらえたということなんです。

社会人になってから、こんなに時間をかけて色んなことを教えていただける環境なんてそんなにないと思うのです。

そこに入ることができたこと、その縁にとても感謝しています。

来年の2020年からも、新しい情報をどんどん吸収して、化粧品技術者として、一人の人間として、成長していきたいと思います!

 

2019年、このブログを読んでくださった方々に感謝を込めて…

それでは皆さん、良いお年を!

 

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