新米コスメ技術者のドタバタ奮闘記

一人前のコスメ技術者を目指すいろはね研究員のリアルな日常をお届け

食品と化粧品

 

皆さんこんにちは!いろはねです!

今年も残り1ヵ月を切りましたね。

去年の自分からどれだけ変われたのかな?どれだけ成長できたのかな?

節目が近づくと、そんなことを考えます。

一年ってあっという間なんですが、日数としては365日あって、

一日一日を充実させて、無駄なく過ごすことができれば、

少なからず去年の自分よりは何かが変わっていると思うのです。

私も少し変われていれば良いなと思います。

とにかく日々の積み重ねあるのみですね。

お金も生きる上で大切ですが、私は最近時間を大切にしたいと思うようになりました!

 

では、本題に入りましょう。

前回は食品開発展へ行ったことついて書きましたが、

食品と化粧品って繋がりがあるなというところから、

もう少しこの辺りの知識を深めていきたいと思い、色々調べてみました。

今回はそれについてまとめていきたいと思います。

 

食品と化粧品につながるものと言えば…

〇植物油〇

化粧品に油分は欠かせない存在です。

皮膚のうるおいを保ってくれているのが「細胞間脂質」「皮脂」

皮膚には水分だけではなく、油分も必要で、これらをバランスよく皮膚に与えてあげることが保湿する上で非常に重要となります。

化粧品に配合されるオイルは大きく分けて「合成油」「植物油」がありますが、

食品と関わりがあるのは「植物油」の方になりますね。

ざっと挙げるだけでも、

アバターやホホバオイル、アルガンオイル、オリーブオイル、ライスオイル、マカデミアナッツオイル、アーモンドオイル、アボカドオイル、ココナッツオイルなどなど…

ここに書いたらきりがないほど、非常に多くの植物油が化粧品に使用されています。

厳しい環境を生き抜く植物から得られるオイルは、様々な美容効果を有していることから、乳液やフェイスクリーム、クレンジング系、ヘアオイル、メイクアイテムなど多くの化粧品に配合されています。

特にナチュラルでオーガニック志向な化粧品アイテムの全成分表示を見ると、

〇〇オイルや○○油などと記載されていることが多く、

マストな原料となっているのだなと感じます。

上記の中だと食用によく用いられるのは、オリーブオイルが有名ですよね。

オリーブオイルは食用であれば、動脈硬化を防いだり、便通を良くしたり、

高い抗酸化作用を持っていたりと身体の内側から様々な良い影響を与えてくれるそうです。

化粧品の世界ではオリーブオイルのことを「オリーブ果実油」と呼んでいます。

主成分となるオレイン酸は、皮脂と似た成分で肌との相性が良く、

水分蒸散を防止したり、肌を柔軟にする効果があります。

また、ビタミンEやポリフェノールが豊富に含まれているので、抗酸化作用が高く、

シワやたるみ予防、美白効果が期待できます。

やはり、高い栄養価を持つ食品は、肌自体にも良い効果を与えてくれるのですね。

 

〇保湿剤〇

保湿剤と言えば、以前ブログでもまとめたグリセリンが代表的ですね。

実はグリセリンも食品に使用されているのです。

グリセリン食品添加物として、甘味料、保存料、増粘安定剤などの用途として使われているそうです。

食品とは少し違いますが、歯磨き粉にも配合されているみたいですよ。

グリセリンって本当に万能だなと感動しました。

後はトレハロースやキシリトールグルコースなどの糖類も食品では聞いたことがあると思いますが、化粧品でも保湿剤として使われることがあります。

 

〇増粘剤〇

増粘剤は、化粧水や美容液のとろみ演出、粘度の補助役、感触改良、安定性の向上、ジェル系アイテムによく使用されています。

増粘剤も合成から天然まで様々な原料があるのですが、食品と関わりが強いのは天然系の増粘剤です。

中でも多糖類と呼ばれる、単糖類が数個以上つながった高分子が食品と化粧品の両方に使用されています。

増粘剤については過去に記事にしているので、ご興味がある方はこちらもぜひ見てみてください。↓

sawayaka0302.hatenablog.com

sawayaka0302.hatenablog.com

食品に使われる多糖類は、ドレッシングやソースのとろみを出したり、ゼリー、プリン、アイスクリームなどの加工食品によく用いられていて、キー成分となっています。

ということで早速自宅の加工食品達を物色したところ、一発目に見つけちゃいました。

冷蔵庫にあったドレッシングをちらっと見ると、「キサンタンガム」の文字が。

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ドレッシングの裏面を見ると…?

これは微生物発酵によって得られる多糖類なのですが、化粧品の試作でもよーくお世話になっている増粘剤なのです。

このように、食品に使われている原料が化粧品にも使われていたら安心感がありますよね。

 

〇香料〇

良い香りのする化粧品は、使うだけで心地が良いものですよね。

さらには原料臭などをマスキングすることもできますので、品質向上にも繋がります。

香料は、

食品で言うと「フレーバー」

化粧品で言うと「フレグランス」

というくくりになりますね。

フレーバーは、ジュースやお菓子、加工食品など、主に風味を高めたりする目的で使用されます。

フレグランスは、香水や石鹸、シャンプー、柔軟剤などに使われています。

口の中で感じる香りと、鼻から直接感じる香りとでは全くアプローチは異なってきますが、同じ香料ということで関わりが強いかなと感じました。

 

各成分ごとに簡単にまとめてしまいましたが、それぞれかなり奥深い分野です。

私はこの業界に入ってから、化粧品はもちろん、食品の全成分表示も見るようになりました。

特にコンビニに売っている商品や加工食品は見てて面白いです。

こんな身近な食品にも化粧品と同じ成分が使われているんだ!

と新たな発見を日々しているいろはね研究員なのでした。

 

いろはね研究員の師匠こと美里康人先生の専門的でためになるブログと、そのアシスタントゆっきーさんのブログもぜひご覧ください。↓

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