CBDには種類があった!②
皆さんこんにちは!いろはねです!
引き続きCBDのお話をしていきたいと思います。
ここ1、2年で化粧品業界にも参入してきたCBDですが、
前回は基本的な部分をまとめさせていただきました。
ざっとおさらいをしますと、CBDは植物の麻などに含まれている「カンナビジオール(CnnaBiDiol)」の略で、麻の有効成分である「カンナビノイド」の主要成分として知られています。
麻と聞くと大麻が連想され、幻覚症状や依存・中毒性などネガティブなイメージもありますので、安全性はいかがなものなのか…と不安に思われがちです。
しかし、そのような症状を引き起こすのはカンナビノイドのもう一つの主成分、THC(テトラヒドロカンナビノール)と言われています。
これが含まれていると大麻として違法扱いされてしまうのですが、CBDにはそのような危険な作用はなく、WHOもその安全性を認めている成分になります。
さて、そんなCBDには製法の違いによって含まれる成分や効果などが異なるそうなので、今回はそれについてまとめていきたいと思います!
〇CBDの種類〇
CBDの種類は大きく分けて3つあるのですが、CBDの魅力を知る上で重要なのが、「アントラージュ効果(相乗効果)」なのだそうです。
初めて聞きました…
アントラージュ効果とは、「同時に複数の成分を摂取することで個々の効果が増幅され、より高い効果/相乗効果が見込める」という理論。
これは化粧品としてではなく、CBDを摂取することによる効果のお話ですね。
麻にはCBDやTHCなどのカンナビノイド成分や他にも多くの成分が含まれていて、CBD単体で摂取するよりも、同じ麻に含まれる複数の成分を同時に摂取した方が効果が感じられるのだそうです。
①アイソレート
麻にはCBDやTHCなどのカンナビノイド成分が約100種類以上、さらにテルペンやミネラルなどの成分も加えると、総数400種類以上の成分が含まれているそうです。
この豊富な成分の中から、CBD(カンナビジオール)のみを抽出する製法をアイソレート製法と呼びます。
この抽出されたCBD成分のことを、「アイソレート」や「CBDアイソレート」と呼んでいるのですね。
つまりCBDアイソレートは、CBDのみが抽出されている為、その純度は99%と言われています。
THCももちろん含まれておりませんので、安全ということになります。
アイソレートは、CBD単体になりますのでアントラージュ効果は得られません。
②ブロードスペクトラム
こちらは、CBD以外のカンナビノイド成分や、その他ミネラルやテルペンなどの成分も含んだタイプになります。
これもTHCは含まれておりません。
CBD以外の成分も含まれているので、アントラージュ効果によってアイソレートよりも高い効果が期待できるのだそうです。
しかし、このブロードスペクトラムには明確な定義はなく、メーカーによって「THCだけを除去した」、「CBD以外の成分も含まれている」など説明は様々。
③フルスペクトラム
麻に含まれる全ての成分を含んだタイプになります。
こちらにはTHCも含まれています。
アントラージュ効果は最大限に発揮されることが期待できますが、THCには危険な作用がありますので、その量は制限されています。
アメリカでは0.3%以下、日本ではTHC自体を禁止しています。
つまり、日本でTHCの入った製品を万が一所持していたら、違法となってしまいますので要注意ですね!
ということで、前回に引き続きCBDについてまとめさせていただきましたが、化粧品であればアントラージュ効果は必要ありませんので、THCがまったく含まれていないCBDアイソレートを弊社では取り扱っています。
CBDアイソレートはCBDが純度99%ですので、品質の良さが問われます。
弊社はアメリカ原産の信頼のおけるメーカーさんからCBDアイソレートを仕入れさせていただいているため、安心してお使いいただけると思います。
これからCBDは美容業界でどのような立ち位置になっていくのか、まだわかりませんが、新たにこうしてCBDについて知ることができたのは大きな一歩かなと思います!
営業のお仕事をしていると、お客様から直接新しい情報や魅力的な情報をいただけるので、面白いです。
これからもどんなお話が聞けるのか楽しみです!
<参考HP>
CBDの製法による違い。アイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラム。 | テレマルシェ
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