フェムテックとは?①
皆さんこんにちは!いろはねです!
前回はお盆休みでしたので、
誠に勝手ながらブログの投稿をお休みさせていただきました。
皆さんは充実したお盆休みを過ごすことができたでしょうか?
今年も猛暑ですし、お盆休みはどこも混んでいるということもあり、
私はあまり外へは行かず…(笑)
お墓参りへはきちんと行き、ご先祖様に挨拶とお礼をしてきました!
今週からお盆明けでお仕事をされている方が多いかと思いますが、
休みボケに負けず、体調に気をつけながら頑張りたいですね!
それでは早速本題に入りたいと思います。
実は最近ありがたいことに、
また新たなジャンルの化粧品開発をさせていただいております。
これがまた興味深いジャンルで、業界では「フェムテック」と呼ばれております。
正直このワードを聞いた時、私は全くピンときませんでした。(お恥ずかしいです)
化粧品開発をする上でこれはきちんと知っておかないといけませんよね。
そこで!
今回はこのジャンル&アイテムについて調べたことをまとめていきたいと思います。
●フェムテックとは?●
フェムテック(Femtech)とは、Female(女性)+Technology(テクノロジー)をかけ合わせた造語です。
女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決するサービスなどを指すそうです。
<ジャンル>
①月経
②不妊治療
③出産
④育児・子育て
⑤婦人科疾患
⑥女性向けケアアイテム
⑦セクシャル・ウェルネス
なと非常に多岐に渡ります。
これらの悩みや課題には個人差があり、周りの誰かに気軽に相談することのできないものとされてきました。
だからこそ悩み、さらけ出せず我慢してしまう女性が多いというのが現状です。
そこで、全ての人が健康で幸せな生活ができるよう、
解決策を提供するツールが「フェムテック」なのだそうです。
●フェムテックが注目される理由●
①女性の社会進出
ここ数年で女性の働き方が大きく見直されてきた一方、女性特有の健康課題について触れることはタブー視されてきました。
しかし、生理痛やPMSなどによる労働力の低下による経済損失は年間で約7000憶と言われ、女性の健康が社会に大きく影響しているとされています。
女性は今や経済にとっても非常に大きい存在となっているということがわかります。
つまり、女性の健康についても深く考えていく必要があると社会の考え方が変化してきているのが理由の一つです。
①ジェンダー平等意識の向上
昔と異なり、女性が社会進出し、活躍する時代となった今、
「女性が働きやすい環境づくり」が求められるようになってきました。
女性が抱える健康課題を解決するフェムテックは、その環境づくりに最適というわけですね。
昨今、女性管理職が増えたことや、男性の育休取得率が増えたことなどもジェンダー平等意識向上の重要なポイントですね。
②女性が声を上げやすい社会へ
社会で活躍する女性が増えたことにより、女性の意見が通りやすい世の中に変化してきたというのも理由の一つなのだそうです。
今まで人前で話すことがタブーとされてきた生理痛や更年期障害など、
女性特有の健康課題をオープンに話せる時代になってきています。
また、SNSや動画配信サイトなどが普及してきたことで、より一層そのリアルな声を全国へ、全世界へと発信しやすくなったというのもありますね。
今やネット環境がなければ仕事や生活ができないように、
ネットの力によってできることが広がりました。
情報の発信や健康に関するデータを広く収集&管理し、
効率よく解決策を導きだせるようになりました。
それによって、様々な課題に取り組みやすい時代となったのも大きな理由と言われています。
こういったテクノロジーの進歩がフェムテック市場を盛り上げる一因となっているそうです。
時代の移り変わりにより生まれたこの活動は、これからも全世界に広がっていく予感がします!
●フェムテックと化粧品の関わり●
フェムテックは、女性が日々を心身共に健康に過ごし、社会への活躍の場を広げるためにも必要なツールということが分かりました!
フェムテックのジャンルは多岐にわたる為、
私達化粧品開発の人間はフェムテックとどのように関わることができるのでしょうか?
それは・・・「フェムケア」と呼ばれる「デリケートゾーンケア」です。
日本でも最近注目されてきたデリケートゾーンのケア。
まだまだ知らないことも多く、私にとっても未知な世界でした。
これについては次回まとめたいと思います!
女性特有の健康課題や悩みに寄り添う「フェムテック」。
私もまだまだ知識は少ないですが、
日本は世界と比べてこういった活動はまだ浸透していないように感じます。
しかし、女性が活躍しやすい世の中になった今、
このような活動は非常に重要なことだなと感じますし、
それに化粧品という分野で参加できることに色々と可能性を感じたいろはね研究員なのでした。
<参考HP>
フェムテック|新しい当たり前をつくり女性が働きやすい社会を【経済産業省】 (femtech-projects.jp)
【3分解説】フェムテックとは~その意味をわかりやすく解説~|Sports for Social (sports-for-social.com)
Femtech(フェムテック)とは | FemtechTokyo (femtech-week.jp)
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