アトピー性皮膚炎にはセラミドが有効?①
皆さんこんにちは!いろはねです!
最近休日はリフレッシュを!と思い暑いながらも少しお出かけをしていたのですが…
汗をダラダラとかいてしまい、背中に少し汗疹ができてしまいました(汗)
汗疹って痒くてたまらないですよね。
私はアトピー持ちではないのですが、肌はそんなに強い方ではないです。
ですので汗をたくさんかいたり、その上から制汗スプレーや汗拭きシートなどを使うと湿疹ができたり痒くなってしまうことがたまにあります…
夏場は紫外線以外にもたくさんの肌トラブルに見舞われるので、
気が抜けない毎日ですよね。
今回はそんな肌トラブルに関する内容でお送りしていきたいと思います。
皆さんは化粧品にセラミド高配合!と書かれていたらどのような印象を持つでしょうか?
肌に優しそう!保湿力高そう!などのプラスなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?
実際セラミドについてインターネットで調べてみても、保湿力が高く、肌のバリア機能を向上させる成分などなど多くの情報で溢れていますよね。
そして「アトピー性皮膚炎にも効果的」と書かれていたりもします。
セラミド一つで大きな肌トラブルにまでアプローチできるなんて…!
と感動したいろはねは、このアトピー性皮膚炎についても調べてみたのですが、実は近年それが増加傾向にあるそうなのですね。
厚生労働省の発表しているデータによりますと、1996年に約36万人とされていた患者数はこの20年くらいで約9万人近く増加し、2017年には約45万人となったそうです。
アトピー性皮膚炎が年々増加中?アトピー性皮膚炎の原因とは | メディカルノート (medicalnote.jp)より
これを年齢別で見ますと…
乳児期:10~13%
学童期:10%
20代:9%
30代:8%
40代:4%
50~60代:2%
という統計があります。
アトピー性皮膚炎 - 診療内容のご案内 - 日本橋内科・アレルギー科クリニック (nihonbashi-allergy.jp)より
つまり、乳児期~学童期の比較的幼いころにアトピー性皮膚炎を発症することが多い傾向にあるということですね。
しかし、近年は大人になっても治らない人や、大人になってからアトピー性皮膚炎にかかる人が増えているそうなのです。
幼いうちは、皮膚や体の防御機能が未熟である為、
発症しやすいということなのですが…
大人に関しては、
・様々なものに含まれる化学物質や食品添加物
・食生活の変化(たんぱく質摂取量の増加)
・ライフスタイルの変化(学校や仕事など日常生活での精神的ストレスなど)
・大気汚染、紫外線
・室内アレルゲンの増加(ダニやハウスダスト)
など外界の刺激がかなり影響しているそうです。
この中で確かに…!と私が思ったのは、食生活の変化でしょうか。
昔は米や魚、野菜などが中心だった私達日本人の食事も、
最近はジャンクフードなどパンやチーズ、肉類が中心となった高カロリーかつ高塩分な食事が増えていますよね。
パン作りに必要な小麦はたんぱく質が主成分ですし、チーズもそうですよね。
たんぱく質は、私達に必要な栄養素ですがアレルギーを引き起こしやすいとも言われているので納得です。
この手のものは美味しいので私もついつい食べてしまうことがあるのですが…ほどほどにしなければなりませんね。
このように、患者数が増えているからこそ、それを改善するスキンケアが必要ということですね!
そこでセラミドの登場です。
しかし、実際どのようなメカニズムでセラミドがアトピー性皮膚炎に効果的なのでしょうか?
それには
②セラミドの性質
この2点を知ることができれば、これらの関係性が見えてくると思います。
これについては次回にしようと思います。
今回は化粧品とは少し離れた内容となってしまいましたが、こんなにもアトピー性皮膚炎に苦しんでいる患者さんがいらっしゃる現状を知ることができました。
そして、時代と共に私達の肌状態の傾向も変わってきていて、それに合わせたスキンケア開発が必要なのだなと感じたいろはね研究員なのでした。
いろはね研究員の師匠こと美里康人先生の専門的でためになるブログと、そのアシスタントゆっきーさんのブログもぜひご覧ください。↓
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