新米コスメ技術者のドタバタ奮闘記

一人前のコスメ技術者を目指すいろはね研究員のリアルな日常をお届け

新聞掲載!②

 

皆さんこんにちは!いろはねです!

前回は弊社の独自技術「オーダーメイドリポソーム」と「HC-R乳化技術」について簡単にご説明させていただきました。

新聞に掲載していただいた技術は5つでしたので、今回は残りの3つについて簡単にご紹介させていただきたいと思います。

それでは早速参りましょう。

 

〇クレンジング技術〇

クレンジングと言えば、非常に様々な種類がありますよね。

オイル、クリーム、ミルク、ジェル、シートタイプ、最近はバームなど…

皆さんはどのようなタイプを普段使用していらっしゃいますか?

私はメイクの濃さや季節など、シーンによって変えたりすることもあります。

メイクを落とす工程は、肌を健やかに保つ上で非常に重要ですが、意外とどのメーカーも似たり寄ったりなのが現実です。

つまり、クレンジング難民のユーザーさんもたくさんいらっしゃるということになりますよね。

口コミで良いと聞いて、実際とっても良い!というアイテムもあれば、

イマイチだな…なんてアイテムもたくさんあったのではないでしょうか?

なのでこの業界で○○クレンジングといえばこのメーカー!と言われるのが夢ですね。

ということで弊社もクレンジングにはとても力を入れておりまして、

最近はありがたいことにお問い合わせも多く非常に嬉しい限りです。

今回新聞には2つの技術を取り上げていただきました。

<ノンオイルクレンジング>

乳化技術から発展させた特許取得の技術になります。

このクレンジングは、

①油は油で落とす「溶剤型クレンジング」

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溶剤型クレンジング メイク落ちイメージ

②親水基と疎水基を持つ界面活性剤の力を利用した「界面活性剤型クレンジング」

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界面活性剤型クレンジング メイク落ちイメージ

などの一般的なクレンジングとは異なります。

①は、メイク落ちは良いのですが、脱脂力も強く皮膚に残しておきたい必要な皮脂までも洗い流してしまう為、乾燥してしまったり肌への負担が大きいです。

設計としてはほとんどがオイルと油剤になりますので、

毛穴にそれらが詰まりやすく、ニキビもできやすいというデメリットがあります。

②は、界面活性剤がメインで配合されているため、こちらも肌への刺激や負担が大きいです。

市販クレンジングはこの油で落とすタイプか、界面活性剤で落とすタイプ、

この2パターンがベースとして一般的ですね。

では、これらのタイプはどのように差別化を図っているのかと言いますと、

香りに特徴を付けたり、高付加価値な植物オイルを使用していたり、

高機能な美容成分を配合していたり…

つまり、ベース部分の常識から外れないとクレンジングの新技術とは言えません。

そこで弊社のノンオイルクレンジングの登場というわけですね!

最初にもお伝えした通り、弊社の技術は乳化技術から発展させたものでした。

設計は、ほとんどがグリセリンなどの保湿成分(水性成分)で構成されているため、

名前の通りオイルは配合されておりません。

その保湿成分と天然由来の界面活性剤で特殊な液晶構造を作り、それがメイク(オイル)を取り込み、水で洗い流すことによってそこで乳化し、つるんと汚れが落ちる仕組みです。

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ノンオイルクレンジング メイク落ちイメージ

※メイク落ちイメージ図は弊社HPより

LC(液晶)クレンズ - エスコ株式会社|化粧品のOEM・ODM・PBの製造 (es-cosme.com)

つまり、①のように油で落としているわけでも、②のように界面活性剤の力で落としているわけでもありません。

メイクを取り込んだクレンジングが水に触れることで乳化し、エマルジョンを形成(メイクを内包)するという力を利用して、メイクを落としています。

そのため、余分に皮脂を落とさずむしろ洗い上がりはうるおいがしっかりと残っていますし、ノンオイルなのに市販クレンジングと同等のメイク落ちを叶えてくれます!

私もこれを使用した時は本当に感動しました。

今も毎日使用していますが、おかげで肌は乾燥知らずのツルツルです!

 

<クレンジングバーム>

えっ?これが独自技術?と思いますよね。

クレンジングバームならもう世の中にたくさんあるではないか!

と思った方、弊社の技術は一味違います。

一般的なクレンジングバームは、ジャー容器に入っていて、

付属のスパチュラですくって使用しますよね。

バームのあのサクッとゴリッとした感触がなんとも面白いですが、

実際お風呂場で使うとなると水が入ったりして衛生面が心配ですし、

毎回蓋を開けてスパチュラで取って、蓋閉めて…の工程が少し面倒だと感じる方もいらっしゃるのでは…?という考えから生まれたのが、弊社の抗酸化ボトルを使用したポンプ式のクレンジングバームです。

このボトルは中が真空状態になっている為、外部から水が浸入することはありませんし、最後までフレッシュな状態を維持しながら使い切ることができます。

そして、スパチュラで取る必要はなく、ワンプッシュでとろりとしたクレンジングバームが出てきます。

 

〇CBD配合化粧品〇

こちらは独自技術とは少しニュアンスが異なりますが、今世界中で注目されているCBD(カンナビジオール)を扱った化粧品アイテムにも弊社は力を入れております。

信頼のおけるCBDを採用させていただいておりまして、特許取得のマッサージバームをはじめ、美容オイル、クリーム、乳液など様々な剤型にチャレンジしております!

 

以上、ここまで長々とほとんど弊社の宣伝になってしまいましたが、

他にも面白い独自技術を持っておりますので、

下記URLから弊社HPもぜひチェックしてみてほしいです!

もしかしたら、こんなものを作ってほしかった…!

などご期待に副える技術が見つかるかもしれません。

それでは今回はこの辺にして、次回もまたよろしくお願いいたします!

 

最後までお読みいただきありがとうございます! 

いろはね研究員の師匠こと美里康人先生の専門的でためになるブログと、そのアシスタントゆっきーさんのブログもぜひご覧ください。↓

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