新米コスメ技術者のドタバタ奮闘記

一人前のコスメ技術者を目指すいろはね研究員のリアルな日常をお届け

化粧品開発展2022!

 

皆さんこんにちは!いろはねです!

前回は熱く語ってしまいましたが、今回も熱い内容になるかと思います。

最後までよろしくお願いいたします。

ではなぜ、いろはね研究員はここまで熱くなっているのでしょうか?

それはですね…

化粧品開発展2022に出展させていただくことになったからです!

www.cosme-i.jp

展示会って、自社の技術を惜しみなく披露することができる場ですし、

多くのお客様と多くのご縁を繋ぐことができる素晴らしい祭典だなと思っております。

だからこそ、熱くなってしまうのかもしれません。

どの業界でもそうですが、新しいご縁を繋ぎ、新たなお客様を獲得することは、

会社のことをその業界内で広く知っていただく上でも非常に大切なことかと思います。

こんな商品を作りたいけど、中々良い会社さんに出会えない…

そんな悩みを抱えていらっしゃるお客様と出会える機会が得られるのが展示会の良い所ですよね。

今回は弊社全ての技術を集約して、展示させていただいております。

技術については以前のブログに詳細をまとめさせていただいておりますので、そちらもぜひご覧ください。

sawayaka0302.hatenablog.com

sawayaka0302.hatenablog.com

こうして文字にすることは簡単ですが、結局のところ実際に触れてみないことには

どのようなアイテムなのか中々イメージが湧きませんよね。

それに文字や言葉でいくら説明をしても、そこで伝えられる情報には限りがあって、

実際に試すという行為が加わることで初めて伝わる情報もあると思います。

そういうことが実感できるのも、展示会の醍醐味であると私は思います。

 

今回の展示会において、特にどの技術がおすすめですか?と聞かれると

選べないくらい全て素晴らしいのですが…

強いて言えば、メディアにも掲載していただいた、CBDの水溶化とセラミドラメラエマルジョンでしょうか!

toyokeizai.net

〇CBDの水溶化〇

現在さらに安定性の高い製剤を模索中ですので、まだ完全体とは言えませんが、

最もお伝えしたい大きな特徴は、

界面活性剤を使用せず水系製剤に油溶性のCBDを投入することができたことです。

すでに今、CBD配合のフェイスマスクなどがもう世の中に出始めておりますが、

一般的に水系製剤に油溶性の成分を入れるとなるとどうしても界面活性剤の力が必要となってしまいます。

それが悪いということではありませんが、その一般論を打破するのが新技術ですよね。

CBDは油溶性成分の中でも非常に酸化されやすい部類に入りますので、

ここまで形にするのに非常に苦労しました。

しかし、ついにこうして展示会でその技術をお披露目し、

多くのお客様の目に留まることを想像するとやはり胸が熱くなりますね。

 

セラミドラメラエマルジョン〇

今までは保湿成分として微量配合されてきたセラミドを、

エマルジョン形成の基剤として配合することで、

一般的に必要となる界面活性剤や合成ポリマーを一切配合していない、

全く新しいエマルジョン技術を誕生させました。

ラメラは人の皮膚に元々備わっていて、日々潤いを保ってくれているのですが、

セラミドラメラエマルジョンはそれとほとんど同じような構造を取ることで、

乾燥してダメージを受けたラメラを埋めて補修することができます。

その為、浸透を妨げる合成ポリマーも配合されていないため、

エマルジョンなのにスッと肌に馴染み、あっという間に肌内部を保湿してくれるのが弊社のエマルジョン技術です。

こちらの技術はついに昨年商品化が叶いまして、実績を積み始めたまさに新進気鋭の技術になります。

ということで、あまり多く語ってしまいますと展示会でお話することがなくなってしまいますので、この辺で…(笑)

ちなみに化粧品開発展は2022/1/12(水)~1/14(金)まで開催となっております。

このブログが更新される1/13(木)…展示会真っ只中でございますね。

つまり、まだ明日14(金)が残っておりますので、

ご都合が合う方、ご興味のある方はぜひいらしてください!

お待ちしております!

 

最後までお読みいただきありがとうございます! 

いろはね研究員の師匠こと美里康人先生の専門的でためになるブログと、そのアシスタントゆっきーさんのブログもぜひご覧ください。↓

cosmetic-web.jp

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