石けんカスとは?②
皆さんこんにちは!いろはねです!
石けんカスのお話、パート2ですね!
前回はまず石けんについてあれやこれやと書かせていただきました。
なかなか簡潔に書くことが難しいです…(笑)
文章の修行も必要ですね…!
今回はついに、本題の石けんカスについてお話していきます!
石けんカスとは何なのでしょうか!?
それは、「金属石けん」のことです。
金属!?一体何者なのでしょう…?
それに、どうやってできるのでしょうか?
それは…「水」に秘密が隠されています。
水には軟水や硬水と硬度がありますよね。
特に硬水には、カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどが含まれています。
これらのイオンと、水に溶けた石けん(脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム)が反応し、脂肪酸カルシウムや脂肪酸マグネシウムになります。
これが石けんカスです!
温泉に入ったり、海外でシャワーを浴びた際にいつも使っている洗顔の泡立ちが悪いぞ…?なんて経験はありませんか?
あれは硬度の高い水で顔や髪を洗うことで石けんカスが発生し、泡立ちを妨げているからなのです!
日常生活につなげるととても面白い…
もちろん実際に見ることもできるんですよ!
いつもお使いの石けんや洗顔料などを泡立てて、洗い流したら軽くタオルドライ!
そのあと手のひらを強くゴシゴシしてください!
そうすると…白いアカのようなものがポロポロと出てきます!
これが石けんカスです。面白いのでお時間ある方はぜひトライしてみてください!
手でこれだけ出てくるということは…
普段は顔に石けんカスがついたままの状態になっているということ…!?
…そうなんです。
皆さん泡を洗い流す時、刺激になるのでそんなにゴシゴシこすらないですよね。
なので、顔に付着したままでも気づくわけがないのです。
しかし、この石けんカス、洗いあがりにも大きな落とし穴を作っていました!
洗顔後、あのキュッとしてさっぱりするのが気持ち良い!という方も多いかと思いますが…
あれも実は石けんカスなのです。
あの後肌を、汚れが落ちてすっきりした!と勘違いしている人が多いのです!
実際に私も石けんを洗い流した時のギシギシ感を確認し、その後手をゴシゴシ擦って石けんカスを出してみました!
汚らしい手で失礼いたします(笑)
この写真に写っている白いアカのようなものが石けんカスです!
これが顔に付着したままだと考えると嫌ですね…
またもう一つ面白いお話が、美里先生にこれを使って石けんを流してみよう!と出されたのが「精製水」!
これで石けんを洗い流したらギシギシ感がないし、石けんカスも出ませんでした!
わお!
精製水とは、石けんカスの素となるカルシウムイオンやマグネシウムイオンを除去してある特殊な水です。化学実験では当たり前に使用される水です!
その為、石けんカスが発生しなかったということなのですね!
実際に比較したことで、よりメカニズムがわかって面白かったです!
ちなみに、石けんカスがお肌に付着したまま放置してしまうと、毛穴に詰まってしまったり、ニキビ菌の栄養になってしまったりと、お肌のトラブルに繋がることもありますのであまり良いものではないのです…。
じゃぁ、どうしたらいいのー!!
これについては、また次回にさせていただきます(笑)
いろはね研究員の師匠こと美里康人先生の専門的でためになるブログと、そのアシスタントゆっきーさんのブログもぜひご覧ください!↓
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